明日香野で働くベトナム人スタッフ

第3回『明日香野で働くベトナム人スタッフ


現在、日本で就職を考え活動しているベトナムの方に向けて、『明日香食品株式会社(以下明日香野)』について紹介を行っています。


今回は前回お話しした待遇面などの補足として、実際に明日香野で働いているベトナム人スタッフが現在どのような状況かお話しいたします。
現在、明日香野に在籍しているベトナム人スタッフの人数は54人
また、そのうち正社員として働いているベトナム人スタッフは17名となります。

社内掲示にはベトナム語表記も併記されていますが、日本語ではなくベトナム語でコミュニケーションを取れるスタッフが多いため、安心して働くことができます。
まだ自分の日本語に不安がある方でも問題はございません。

また、前回実力に応じて昇進が可能とお伝えいたしましたが、実際にはどうなのか?
ここが気になる方が多いのではないでしょうか。
そこで実際に働いているベトナム人正社員の方の状況をお伝えいたします。
現在17名中1名が主任に昇進しています。

この方は正社員として入社後、2年ほどで主任に昇進しており、お話を伺った2020年9月段階で約3年明日香野に在籍しています。
ほかの16名のスタッフに関しては、正社員として入社してまだ1年未満の方が大半のため、今後の実力次第で昇進可能といった状況になっています。日本人の場合でも昇進までの流れは変わらないため、待遇面は安心してください。

 

言うまでもなくこれから入社した方にも、実力次第で昇進・昇給できるチャンスがあります。とくに日本で長く働くことを検討している方にとっては、メリットが多いですので就職活動中のベトナム人の方々に明日香野について知ってもらえると幸いです。
では、次の記事でお会いしましょう!

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5月 | 端午の節句

今年もゴールデンウィークに入りましたね!

コロナ禍の影響もあり、今年はお子様と家でのんびりした時間を過ごす予定の方も多いのではないでしょうか。

今回は5月5日の端午の節句について色々調べてみました。

 

端午の節句

日の端午の節句は、奈良時代から続く行事です。

はじめは、月の端(はじめ)の午(うま)の日として月だけではなかったようです。

午(ご)と五(ご)の音が同じという事から毎月日、そして日になったそうです。

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柏餅を節句に食べるのは

柏餅は江戸時代の江戸で生まれたといわれています。

お餅を巻いている柏の葉が新しい芽が出てくるまで、

古い葉は落ちないそうで“子孫繁栄”の願う意味があるとされています。

 

その他の節句に食べるモノ

ちまき:日本に伝わったのは奈良時代

巻いている葉が、昔は茅(ちがや)という葉に巻かれており、 

邪気を払う葉が使われていたことに由来するようです。

 

鰤(ブリ):ブリは昔から“出世魚”として知られている魚で、

大きくなった時に、“出世するように”という意味があるとされています。

そしてブリはとっても栄養価が高い魚です。

効能効果は”高血圧予防” “動脈硬化予防” “貧血予防” “眼精疲労緩和” “肝機能強化”などあります。

 

鰹(カツオ):カツオは “勝男(かつおとこ)”とかけられていて、

全てにおいて勝てるようにという意味が 込められています。

 

筍(タケノコ):筍は育ち方がまっすぐな為、子供にもまっすぐ育ってほしいという意味が込められています。また、筍の旬が節句に近い為、料理に使われることも多いようです。 

 

みなさんは、柏餅もう食べられましたか?

柏餅以外にも、なにかご馳走食べました?

 

次回の更新をお楽しみに。

 

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明日香野を選ぶメリット

第2回『明日香野を選ぶメリット
現在、日本で就職を考え活動しているベトナムの方に向けて、『明日香食品株式会社(以下明日香野)』について紹介を行っています。
今回は日本で働く上で気になる給与、待遇、言語の違いによるコミュニケーションに関して簡単にお話ししようと思います。
●『給与待遇は日本人と同じ
明日香野では国籍を問わない求人を行っており、海外の方向けの雇用枠での採用ではありません。そのため、入社後の給与などの待遇は原則日本人と同じ扱いとなっています。
●『実力に応じた昇進が可能
入社後の昇進に関しても、日本人と同じ扱いとなっています。実力に応じた昇進が可能となっており、実際にベトナム人スタッフで昇進されている方もいらっしゃいます。向上心のある方にも納得していただけると思います。
●『日本の労働基準法に完全準拠
明日香野での労働は日本国内で制定されている労働基準法に基づいています。コンプライアンスを遵守していますので安心して働いていただけます。もちろん残業代もきちんと支払われます。
●『社内に多数のベトナム語表記
明日香野社内には、日本語通訳のベトナム人社員もいます。また、日本語での案内文書と一緒にベトナム語も併記しています。ベトナム人スタッフ(2020年8月現在46名)も数多く在籍しているため、日本語でのコミュニケーションにまだ不安を感じる方でも安心して働くことが可能です。
 
いかがでしょうか? もちろん自国での就職と違い戸惑う点も多いと思います。しかし、明日香野ではそういった不安点を解消し、働きやすい職場を作り上げています。社内の環境については、実際に明日香野で働いているベトナム人スタッフの生の声もご紹介予定なので、次回以降の記事をお待ちください。

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明日香野ってどんな会社?

第1回『明日香野ってどんな会社?

現在、日本で就職を考え活動しているベトナムの方に向けて、『明日香食品株式会社(以下明日香野)について紹介をしていこうと思います。 

明日香野は、1975年に日本の大阪府枚方市にて創業した会社で、日本人に馴染み深いあんこ餅やわらび餅といった和菓子を生産しています。

簡単に明日香野の商品がどのようなものか説明すると、ベトナムの方にお伝えするなら「バインザイ」を想像していただくとわかりやすいと思います。あんこ餅をはじめとした明日香野の商品は日本版バインザイを使ったお菓子と思ってください。

※詳しい商品説明は次回以降の記事で行わせていただきますので、お楽しみに!
 
明日香野40年以上にわたる確かな技術で、餅を使った和菓子を作り続けており、本社のある大阪の八尾市を中心に、西日本、東日本で異なる商品を展開しています。
そんな明日香野には、日本人スタッフだけではなくベトナム人スタッフ(現在46名)も在籍しています。国籍問わずに人材を雇用しており、パートではなく正社員として働いている方もいらっしゃいます。
 
次回以降はそんな明日香野の和菓子とはどのような商品なのか、どのように作られているのか、ベトナム人スタッフがどんな作業をしているのか……などなどご紹介していきます。  

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4月 | 春のお花見

4月になり暖かくなりました。

絶好のお花見シーズンということで、今回はお花見のお話を色々調べてみました。

お花見の歴史

お花見の風習が始まったのは、奈良時代といわれています。
ただし、当時は貴族たちだけが楽しむ行事で、鑑賞対象となっていたのは中国から伝わってきた梅の花だったようです。「万葉集」にも、桜より梅を詠んだ歌の方が多く出てきています。
平安時代以降、貴族の間では桜のお花見が取り入れられるようになりました。江戸時代になると「暴れん坊将軍」でお馴染みの徳川八代将軍・徳川吉宗により桜のお花見をする習慣が庶民にも広まっていきました。

桜の名所をつくったのも吉宗で、桜の名所として知られる隅田川上流の土手沿いや品川の御殿山、飛鳥山の桜などを、整備したといわれています。

その後、桜の木が増えたことにより問題になったのが桜の木の落葉です。「大量の落葉をどう処分したらよいか」江戸向島にある長命寺の門番だった山本新六はこの落葉を利用して、1717年に桜の葉を使った甘味を売り出しました。

明日香野でも人気商品となっている桜餅の誕生です。

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お花見の主役、桜

現在、お花見で主流になっている桜の品種は、ソメイヨシノです。実はこの桜、野生の植物ではなく、人の手で生み出された品種なのです。

ソメイヨシノエドヒガン系の桜とオオシマザクラの交配で生まれた雑種です。江戸時代末期に染井村(現在の豊島区)から栽培品種として売り出されました。当初は奈良県の桜の名所・吉野にちなんでヨシノザクラと命名されましたが、ヤマザクラと混同されることを避けるために、染井村の名を取り、「ソメイヨシノ染井吉野)」となったのです。

このソメイヨシノは成長が早く、咲き初めには葉が出ないで大きな淡紅色の花を楽しめることから、お花見用の花としては最適でした。

明治時代に入ると、瞬く間に全国にソメイヨシノの桜が接ぎ木を主流として広がっていったようです。

 

お花見でやってはいけないこと

大勢の人が集まりお花を観賞しながら、お食事やお酒をともに楽しむお花見ですが、お花見にはさまざまな作法やマナーがあります。

例えば桜の木に対する配慮です。咲いている花を摘んだり枝を折ったりする行為は故意ではなくてもお花を大事にする点でしないように気をつけましょう。小さなお子様と一緒にお花見をする際はそういうことが起きないようにきちんと注意してあげるとよいかもしれません。

また、場所取りに関しては必要最低限の範囲で行い、お花見中はあまり大きな声で騒がないようにしましょう。お花見という行事で楽しいのはいいことなのですが、公共の場として周囲の方に気を遣うのも大切です。

 

お花見が終わった後は、しっかりと後片付けをして帰りましょう。すべての人が清々しい気持ちでお花見を楽しめるよう、私たちひとりひとりがマナーを意識しておきたいですね。

 

次回の更新をお楽しみに。

 

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いつでも明日香野 | ドヴァーラヴァティー遺跡②

明日香野がお届けする #いつでも明日香野。

ブログでしか読めない社長此下のお話をお届けいたします。

第3回は前回に続きタイ"ドヴァーラヴァティー遺跡"のお話です。

 
タイの土地に初めてできた広域国家と言われるドヴァーラヴァティー王国の環濠集落遺跡。タイ族が現在のタイの領域に入る前の古い時代。当時はタイ族ではなく、モン族がこの地域で文化を花開かせていました。

「現在のタイの領域で最初に現れた大国は、ドゥヴァーラヴァティーであったとされている。この国は七 ~十一世紀にかけてタイ中部を中心に栄えたモン族の国家であり、その中心はバンコクの西50キロに位置するナコーンパトムであったとの説が一般的である。」

—『物語 タイの歴史 微笑みの国の真実 (中公新書)』柿崎一郎著

とされており、同著では

「ドゥヴァーラヴァティー様式の美術品はタイの領域内の各地から発見されており、政治権力の浸透する範囲を示すものではないかもしれないものの、少なくともその文化的影響力が大きかったことを示している。ドゥヴァーラヴァティーの環濠集落は、楕円形の環濠が特徴的であり、タイの中部から東北部にかけて広く分布している。この国はかなり広い領域に影響を与えたものと考えられて」とされている。

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この環濠集落、それもドゥヴァーラヴァティー王国の首都であったナコンパトム近くにあったこの環濠集落は立派なもので、周囲は3kmにおよび、その周りに深い堀を掘り、おそらくはその掘った土を内側に「掻き上げて」土塁を守りとしている。これは世界的にもみられる形式ではあるし、日本でも縄文後期から戦国期の広範囲な時期にかけてこの形式がみられる。大いなるものは吉野ヶ里遺跡や中世堺がこれに当たるのかと思う。明日香野本社のある大阪府八尾市の久宝寺寺内町などもその例だ。

環濠集落は大抵は戦乱の時代に、村々や町が自衛のために作ったというのが定説だと思うけれど、タイもこの時代の支配者モン族やその他の民族、集落間で争いが絶えない時代であったのか、など想像しているだけでも楽しい。

実際その場所に立ち、周りをぐるりとランニングした。すっかり木々や下草に覆われた土塁は全面が落ち葉に覆われていて、ランニングしていてカサカサと音が自分の足元から聞こえてくる。土塁内側の周回道路はそれなりに整備されていて、気分良くランニングできる感じなのだが、トレイルランナーとしては土塁を登ったり降りたりしながら走ってみる。地元の人々の便利に土塁には四箇所の崩された場所と、数多くのオートバイが駆け上がって降りていくめの轍がある。土塁の外側の環濠は7割くらいは水が残っていて、水面は明るいグリーンの浮き草にびっしり覆われていた。残りの3割は埋まってしまっており、(日本の古城を思い浮かべていただけると嬉しい)その部分は大いに低灌木の林となっていた。

f:id:asukano:20210310201244j:plainモン族の村であったろうこの環濠集落は今やボーイスカウトのキャンプ場になっている。敷地の中に、いまも池が水をたたえている。そこで兄弟3人が魚を網で捕まえようと腰まで浸かっていた。仲の良さそうな3人は時に真剣な、時に笑顔で助け合い、じゃれあいながら網をうつ。こんな風景が2000年も繰り返してきていたのかと思うと人類の悠久の歴史を感じざるを得ない。彼らの話す言葉はタイ語の方言よりさらに訛りがあり、もしかしてモン族の末裔としてこの場所を守りつつ魚取りしているのかと思うと、浪漫でもあり、茫洋たる気持ちが掻き立てられた。

3月になり、今年も暑くなりはじめのこの季節、花の季節のタイの中、すっかり汗びっしょりで走る。この日、頭上には青空が大いに広がっていた。さあこれから暑季が始まる。

補給食 明日香野3色柏餅・白柏餅(こしあんよもぎ柏餅(つぶあん・天然よもぎ色香味)味噌柏餅(味噌餡)
ウェア Luc+
シューズ North Face Vectiv Enduris
バックパック Zoma

—『物語 タイの歴史 微笑みの国の真実 (中公新書)』柿崎一郎著 https://a.co/00n0PEq

#明日香野 社長このした 2020年3月

#mon #モン族 #ドヴァーラヴァティー #Dvaravati #ナコンパトム #nakhonprathom #Zoma #ルクタス
@yamarokko @luc_tus @thenorthfacejp

 

次回の更新をお楽しみに。

 

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いつでも明日香野 | ドヴァーラヴァティー遺跡①

明日香野がお届けする #いつでも明日香野。

ブログでしか読めない社長此下のお話をお届けいたします。

第2回タイ"ドヴァーラヴァティー遺跡"のお話です。

 

タイにも鳥居がある?

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タイにも鳥居がある。日本とタイの共通点を感じる場所だ。それも一番有名なものは首都バンコクの旧市街に王宮、寺院などが集まっている地域の通りの真ん中にそびえ立っている。もともとそこにあるWat Suthatの一施設であった。タイ語ではサオチンチャー(Sao Chingcha)と呼ばれ、200年続く現在のラタナコシーン王朝第一代ラマ1世が建設したものだ。もともと、首都をバンコクの真ん中を西岸から東岸に移設した時に都の中心として建設されたらしい。ちょうど18世紀から19世紀に時代が移る時期、日本では明治時代であった

(タイ観光庁 https://www.tourismthailand.org/Attraction/sao-chingcha)

なんと21.15Mもの高さの真っ赤な大鳥居で、タイのプレー県から切り出されたチーク材でできているそうである。日本の3大木造鳥居といえば、氣比神宮・大鳥居(福井県敦賀市)、春日大社・一之鳥居(奈良県奈良市)、厳島神社・大鳥居(広島県廿日市市)なのだが最大の厳島神社の大鳥居が16M。それよりも5M、ビルの2階くらいは高いわけだから巨大なものだ。

毎年旧正月、この鳥居には板状の乗り物をつなげこれに僧侶が乗り、この乗り物が地面と水平までスィングさせていたらしい。ちょうど子供用のブランコを、果てしなく巨大にしてもらったものだと思うと良いかもしれない。あまりにも危険で、死者も出たらしく1930年代までで廃止されてしまった祭りだ。この祭り、上記タイ観光庁ではバラモン教(インドの古代宗教・現在のヒンドゥー教の源流)の祭祀とされている。実際東南アジアは紀元前後からバラモン教が伝わり、4世紀ごろにはほぼバラモン教文化になっていた。タイもその例外ではない。ベトナム中部チャンパー王国、カンボジア世界遺産アンコールワットのアンコール朝、タイのモン族王朝のドヴァーラバディー王国などが有名だ。だとすると、この鳥居も日本のものと関係ないインド系文化なのだろうか。

 

僕には別の想像がある。この鳥居文化、バラモン教ではなく、日本でもタイでも共通の「木にも、岩にも、川にも」神様が宿っているという、僕たち日本人にも深く根ざしたアニミズム由来ではないかという想像だ。この想像、本当に若い頃からなぜか僕の中に宿っていて、タイに20年以上関わった今では確信に変わっている。僕はいつも日本の文化はどこか根っこが東南アジア・タイにつながっているように感じている。タイ人も日本人と同じく、万物に神が宿る「八百万の神」を感じて生きている民族が集まった国だと思っている。タイの諸民族は日本人と同じ感覚を共有する仲間なのだ。

2009年5月初頭僕は、タイからラオスを通って中国雲南省、中国雲南省からラオスを通ってタイへ帰る車の旅に出た。その終わりに近づいたラオスの山の中、メインの道路から外れて山の中に分け入った。アカ族と言われる山岳民族の古い村がそこにあると聞いたからだ。陸稲と森の恵みで生きる人々だ。ひたすらに暑いその日、山道を村に向かって歩いて登っていく。汗が吹き出す。森の中を貫く山道の途中で、素朴な木材の柱と梁そして、枝葉で飾られた門に出会った。「パトォー・ピー(精霊の門)おそらくは村の境界、それもスピリチュアルな意味で「人」の住む世界としての村を、精霊の住む世界としての森と分けている門なのではないかと思う。その姿は、素木を「掘っ建て」ただけの簡素なものだが、まさに「鳥居」だ(写真②)  この「鳥居」村への道からのトレイルにも、村の奥の森に抜ける道にも鎮座している(写真③)  思えば、奥の村の先には、アカ族信仰の森が広がっているのだが、日本古式の神社が山を御神体とし、おそらくは素朴な鳥居と何もない空間をその山の麓に設けただけであった姿に似ているのではないか。ただ、人間の世界が大きく神の世界が小さい中世以降の日本と、未だ神の世界が広大であるアカ族の世界では囲まれているものが神の世界か、人の世界かの違いがあるのかもしれない。

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2020年10月。タイ最高峰ドイインタノンにトレイルランニングの練習に出かけた僕は、そこでも鳥居に出会った(写真④) すっかり観光化された山の中の田の中にそれは飾りとして置かれていた。これもこの地域のカレン族の文化だ。彼らのお米は日本のお米に似ていると、地元の人は言う。祝日にはお餅も食べるそうだ。

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鳥居はこのように、タイ族・アカ族・カレン族というタイの多様な民族と私たち日本人に共通する文化らしい。これは日本から中国雲南省・東南アジアに広がるいわゆる「照葉樹林文化*」と呼ばれる古文化由来だというロマンだとも言える。今はあまり主流派ではないかもしれないが、僕が大学で学んでいた頃には十分に影響力のあった仮説だ。僕たちとタイの諸民族が、根っこの根っこで共通の文化が繋がっているのではないかと想像すると、僕は心が暖かくなるのを感じる。ちなみに、「もののけ姫」や「となりのトトロ」には照葉樹林文化論が大きな影響を与えていると言われている。みなさんも、宮崎駿という偉大なクリエーターを通じてその心に触れているのかもしれない。

そんなタイの大鳥居の前で、こし自慢の明日香野あんこもち。そういえば、お米文化もお餅文化も日本とタイは共通だなあ。

#鳥居 #アカ族 #モン族 #タイ #カレン族 #ラオス #照葉樹林文化 #Akha #Mong #Karen #Thai #laos #明日香野 社長このした 2020年3月

照葉樹林文化論(しょうようじゅりんぶんかろん)とは、1970年代以降の日本の文化人類学において一定の影響力を持った学説である。具体的には、日本の生活文化の基盤をなすいくつかの要素が中国雲南省を中心とする東亜半月弧に集中しており、この一帯から長江流域・台湾を経て日本の南西部につづく照葉樹林地域に共通する文化の要素は共通の起源地から伝播したものではないかという仮説である。(WIkiPedia)

次回の更新をお楽しみに。

 

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