秋の幸といえば皆さまは何を思い浮かべるでしょうか。
美味しいものがたくさんありますが、今回は秋の味覚として人気が高い「さつまいも」の和菓子をご紹介します!
古来より9月の晩秋の時期には芋類が収穫され、収穫祝いの祭りが行われてきました。
保存がきき、少ない栄養でも育ちやすい芋類は日本人から愛され、特に東日本では特別な食材として扱われ、現在でも「芋正月」として正月料理で食べる地方もあるほどです。
芋の種類について
焼くだけで甘くなり、日本人には馴染みの深いさつまいも。
凶作に強いだけでなく、収穫も多く味も良いさつまいもは、名前から薩摩(さつま)の国が発祥の地だと思われがちですが、実は海外から沖縄を経由して薩摩に伝わった食品なのです。
昔ながらの焼くとホクホクした甘さが引き立つさつまいもといえば西日本では「金時」、東日本では「紅あずま」が有名です。
最近ブームになっているのは「紅はるか」、「安納芋」、「シルクスイート」といった、ねっとりとした濃厚な甘さが目立つ糖度の高いさつまいもです。
ご家庭で焼き芋をする際には、年配の方には「紅あずま」、若い方には「紅はるか」というように各人の好みにあわせてサツマイモの種類を変えても面白いかもしれませんね。
【西日本商品】季節のおはぎ (紅はるか芋あん・粒あん)
紅はるかは糖度が高く、ねっとり系のさつまいもです
加熱するとしっとりとした食感になります。
名前の由来は、見た目や味が既存の他の品種よりも”はるか”に優れるからだそうですよ。
紅はるか芋あん使用のおはぎの入った季節のおはぎは西日本で発売中です。
【東日本商品】秋のあんころ餅 茨城県産シルクスイート使用(芋あん・こしあん)
シルクスイートとは、2021年頃に種苗の販売が始まった品種のさつまいもで
紅はるかの親の一つである「春こがね」と「紅まさり」を掛け合わせて誕生した出来たさつまいもです。
特徴は、なめらかな食感と上品な甘さが特徴です。
茨城県産シルクスイート使用の秋のあんころ餅は東日本で発売中です。
次回の更新をお楽しみに。
明日香野では各種SNSでも情報をお届けしています。
こちらもご覧ください。